東京電力の柏崎刈羽原子力発電所について新潟県の花角英世知事は、“再稼働”に同意する旨を23日に政府へ伝える見通しです。
また東京電力は、2026年1月20日に再稼働する方向で調整をしています。

花角英世新潟県知事は、23日午前に原子力規制庁の金子修一長官と面談しました。
午後には経済産業省を訪れ、赤沢大臣に柏崎刈羽原発の再稼働に同意する旨を伝える見通しです。

東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働について花角英世知事は、11月に再稼働容認を表明した後、新潟県議会が原発再稼働に関連する“予算案”と知事を“信任”する内容の決議案とを12月22日に可決し、『地元同意』手続きが事実上、終了していました。

関係者によりますと東京電力は、1月20日を軸に柏崎刈羽原発の6号機を再稼働する方向で調整しているということですが、その場合、東京電力の原子力発電所としては、福島第一原発の事故以来“初めて”の再稼働となります。