ハンセン病家族訴訟とは
(米澤秀敏記者)
「息を潜めて暮らしてきたのは、入所者の皆さんだけではなかった。社会に残ったご家族・きょうだいの皆さんにも被害があった。それが明るみに出たのが、つい最近になってのことです。2019年4月に放送した映像をご覧いただきます」
【2019年4月放送】
「特集は、ハンセン病家族訴訟です。平成に至るまで続いた、ハンセン病患者への強制隔離政策。自分たちも差別されていたとして、その家族が国に謝罪と賠償を求めた裁判は6月に判決が言い渡されます。原告たちを追いました」
岡山県に住む原田信子さん。終戦の6年後、7歳の時の体験が今も脳裏に焼きついている。

(原田信子さん/2016年)
「部屋を真っ白に、本当に雪が降ったみたいに真っ白になるほど消毒されたんです。来ていたのは、白い服を着た、白衣みたいなのを着た人と、黒い服を着た人も、1人か2人だったか。そういう記憶がある」
原田さんの父親はハンセン病だった。国の政策で療養所に強制収容された。当時ハンセン病の患者が出た家は徹底的に消毒が行われた。北海道の原田さんの家も例外ではなかった。
(原田信子さん)
「消毒されたのが、なんでこんなことするんだろうっていうショックでもうパニックになってた。それはもうずっと一生トラウマみたいな目に浮かんでくるね」














