歴代の記者・カメラマンがバトンを繋いできた
(米澤秀敏記者)
「RSKは、1983年からこれまで、ハンセン病に関する約20本のドキュメンタリーを制作しています。2025年は『加藤登紀子さんとハンセン病』がテーマでした」
「私は、2016年の『隔離された法廷』をはじめ5本のドキュメンタリーを担当させてもらいました。RSKが取材を始めてもう40年以上と申しましたけれども、もちろん私だけではありません。歴代の記者とカメラマンがバトンをつないできたものです。
私がバトンを受け取ったのが2010年です。患者の強制隔離を定めた『らい予防法』という法律は廃止されていましたし、国の政策は憲法違反だったと断罪もされました。
その頃は『ハンセン病問題は終わった』という社会の風潮でした。私も、これから先どういった取材ができるのか、正直戸惑いがあり、不安だったんですけども、入所者の皆さんは温かく迎えてくださり、多くのことを教えてくださいました。ハンセン病問題はまだまだ終わっていなかったということなんですね。
そのひとつが、きょうお話する、ハンセン病家族訴訟です」














