山形県が生産量日本一を誇る啓翁桜。関東地方などに向けた出荷が東根市で始まり、きょう出発式が開かれました。

東根市高崎地区では、53年前から啓翁桜が栽培されていて、今シーズンも来年4月までおよそ30万本を出荷する予定です。
きょうは作業の無事などを祈願する出発式が行われ、生産組合の代表者が「生産者として消費者の活力になるような啓翁桜を届けたい」とあいさつしました。

関山花木生産組合 清野周治 組合長「年内出荷ですから、正月までには咲くわけです。つぼみがだんだんと咲いていく過程を味わってもらって、新年のお客さんの抱負に少しでも桜が助けになればと」
花を咲かせた啓翁桜は、涼しいところであれば1か月ほど楽しめるということです。















