大規模火災に見舞われた佐賀関では19日も災害ボランティアが現場に入る一方、仮住まいとなる2次募集の市営住宅について入居が始まりました。

現場では19日午前9時から規制エリア内で大分市社会福祉協議会のボランティアが焼けた竹藪を伐採していきました。

佐賀関では今週から規制エリアの中でボランティアが可能となり、これまでに被災者の引っ越し作業の手伝いやがれきの撤去などにあたっています。

(災害ボランティア)「同じ大分で地元なので、出来ることがあればなと思って参加させて頂きました。復興住宅の建設も検討されているようなので、それが上手くいったら良いなと、一番思っています」

また、仮住まいとなる2次募集の市営住宅について19日から入居が始まりました。市によりますと、全壊した93世帯のうち市営住宅に44世帯、みなし仮設となる民間アパートに14世帯が移り住むめどが立っています。

また残りの35世帯も住宅を購入したり、親族の家に身を寄せたりするなどの見通しが立っています。