今年も残すところ10日余り、各地で新年を迎える準備が進んでいます。石川県金沢市の尾山神社では19日、この1年の汚れを落とす「すす払い」が行われました。

尾山神社では新年を迎えるために毎年、この時期に1年間にたまった汚れを落とすすす払いを行っています。19日は掃除に使われるほうきなどのおはらいを行ったあと、神職3人と巫女が長さ3.5mのクロダケやほうきを使って、普段は行き届きにくい高い場所のほこりを丁寧に払い落としていました。

尾山神社・葛城慎太郎権禰宜は「1年の感謝を込めてすす払いをしました。きれいになった神社で皆様を迎えたい」と話しました。
尾山神社では雪のときでも参拝しやすいよう、今年、神門への参道の路面を温めるロードヒーティングを設置したということです。週明け22日には、神門のしめ縄も取り替え、初詣の参拝客を迎える準備を整えられます。














