父親思いの長女が歩んだ道
八島定敏さん:「和佳子は親思いで妹も大事にする本当に私の子どもとは思えないぐらいいい子でした」

家族に愛されて育った和佳子さんは、福島の女子高を卒業し仙台にある外国語の専門学校へ進学。高校時代に八島さんの家ではドイツやオーストラリアからの女子高生のホームステイを受け入れており、それがきっかけで英語に興味があったんじゃないかと八島さんは懐古します。
専門学校卒業後、和佳子さんはワーキング・ホリデーでカナダへ渡り、1年間現地の文化と言葉を学びました。帰国後は「今度はオーストラリアに行きたい」と夢を語り、その資金を貯めるため、八島さんの親族が経営する白石市内のコンビニエンスストアで働き始めました。
夢に向かって邁進する和佳子さん。その命は2005年に突然絶たれることになったのです。














