▼検察側「戦後史に前例をみない、きわめて重大な結果をもたらした」と糾弾
そして、検察側は無期懲役を求刑。その理由について…
(検察官)「人生や社会に不満のある者が、国会議員などの要人を、手製の銃器や火薬を用いて殺害し得ることを世に知らしめた。模倣性が極めて高く、社会的影響は極めて大きい。被害者を襲撃対象に選んだ理由については、最後まで納得できる説明はなく、論理的に飛躍があると言わざるを得ない。社会を変革するために人を殺害するなどということは法治国家において絶対許されず、刑事責任を軽くすることがあってはならない」

こう述べたうえで、「不遇な生い立ちに被害者は無関係で、戦後史に前例をみないきわめて重大な結果をもたらした」と糾弾しました。














