▼弁護側「懲役20年までとどめるべき」

 一方、弁護側は最終弁論で…

 (弁護人)「旧統一教会が社会で認められていくことに危機感と絶望感を抱いていた。安倍元総理を日本で最も影響力を持つ旧統一教会のシンパと認識していた」

 こう述べたうえで、懲役20年までにとどめるべきだと述べました。

 そして、最後に裁判長から、何か述べることがあれば証言台へ、と促された山上被告でしたが、首を横に振りながら「ありません」とひとこと述べただけで、審理は終わりました。

 判決は来年1月21日に言い渡されます。