新潟県の佐渡市や柏崎市などの小学生が17日にオンライン会議を行い、北朝鮮による拉致問題について考えました。
佐渡市では、市立八幡小学校の5~6年生16人が参加。
拉致被害者の曽我ひとみさんから当時の話を聞きました。
【曽我ひとみさん】
「男の人たちが走り寄ってきて、私と母はどこかの家の植え込みに引きずりこまれたのです。信じられない出来事で家族がバラバラになってしまうのです」

拉致について理解してもらおうと、北朝鮮による拉致被害者が住む佐渡市・柏崎市・福井県小浜市が開いたこの会議で、児童たちは自分にできることなどをグループワークで考え、オンラインで互いに発表していました。

「こんなに日本の小学生たちが、大学生が、高校生が、拉致被害者を全員返してと言っているので、北朝鮮が返してくれることを願っています」

柏崎市で会議に参加した拉致被害者の蓮池薫さんは子どもたちに向けて「問題解決のために行動する仲間だと思っている。これからも深く知っていってほしい」とメッセージを送っていました。














