■バレーボール 世界クラブ選手権 予選リーグ ペルージャ 3ー2 大阪ブルテオン(日本時間18日、ブラジル)

バレーボールのクラブナンバー1決定戦“世界クラブ選手権”で 日本代表キャプテン石川祐希(30)の所属するイタリアセリエAのシル・スーサ・ヴィム・ペルージャと日本の大阪ブルテオンが対戦。ペルージャがセットカウント3ー2(23ー25、25ー16、25ー22、23ー25、23ー21)で勝利し、今大会2勝目を挙げた。大阪Bは1勝1敗となった。

日本代表が多く所属する大阪Bが、第1セット中盤まで最大3点差を広げリードする展開。ペルージャは23-24と1点差に詰め寄ったが最後はパリオリンピック™金メダルのフランス代表セッターを務めたアントワーヌ・ブリザール(31)のブロックポイントで大阪Bが先取した。

欧州王者から1セット奪った大阪Bだったが一転、第2セットは終始リードされた。ペルージャは世界最高と言われるセッター、シモーネ・ジャネッリ(29)を中心に6連続得点を奪うなどし、そのまま逃げ切り25ー16とセットカウントを1-1とした。

第3セットは、大阪Bが終盤に西田有志(25)のサービスエースで21-21と同点に追いついたが、ペルージャに連続でブロックされるなど逆転に至らず2セットを連取されあとが無くなった。

第4セットは終盤まで競り合いながら、先にペルージャが20点の大台に乗せた。しかし大阪Bのセッター・ブリザールが不意をついた強烈アタックで逆転するなど一進一退の攻防となり最後はエバデダン・ラリー(25)の速攻で最終セットに持ち込んだ。

最終第5セット、大阪Bは西田、ミゲル・ロペス(28)の強打で食らいつくも、ブロックデビルズといわれるペルージャのブロックに苦戦。両チームともに何度もマッチポイントを奪うも最後はペルージャが23-21でこの試合を決めた。石川は、この試合での出場機会はなかった。

今大会は、8チームが2つのグループに分かれ総当たりで戦い、各グループの上位2チームが準決勝に進出、トーナメントで世界ナンバー1を争う。