「災害発生時の行動」どうすれば… 専門家に聞く

災害が起きた時に、どう行動すればいいのか?
東北大学災害科学国際研究所の佐藤翔輔 准教授は次のように指摘します。

東北大学 災害科学国際研究所 佐藤翔輔 准教授
「普段の生活とはギャップがあるが、実は徒歩で避難した方が圧倒的に速く安全な場所に行けることが結果としてわかっています」

国土交通省が太平洋沿岸の62市町村で行った調査では、東日本大震災のときに避難にかかった時間は、車は平均16.2分。これに対して徒歩は11.2分で5分も短くなりました。