停電後の「通電火災」にも注意

<通電火災の危険性>
地震などによる停電後、電気が復旧したときに発生する火災です。

通電した際に漏電・ショートする可能性があり、倒れたストーブなどから火災につながることもあります。阪神・淡路大震災の建物火災のうち、約6割がこの通電火災でした。

<通電火災の予防>
◇地震が起きて余裕がある場合(けがなし/ただちに倒壊の恐れがない など)
・家電のスイッチOFF
・電源プラグを抜く
・ブレーカーを落としてから避難

◇事前の備え
・感震ブレーカー
・住宅用火災警報器 などの設置

12月8日に青森県東方沖で大きな地震があったばかりですが、地震はいつ起こるかわかりません。こうした電気火災のリスクや対策も知っておく必要があります。