コードを束ねたままのドライヤー使用は

<実験③:コードを束ねたままドライヤー使用>
最後の実験は「コードを束ねたまま」の電気使用です。この状態でドライヤーやヒーターなど、使用電力が大きい機器を扱うのは危険です。

植野さんは、「すぐには火は出ない。5~10分の使用中に火花が出る」と説明。すると、ドライヤーのスイッチを入れてからおよそ10分後…。見た目は何も起きていませんが、実験では、一番熱いところで、130℃にまで達していました。

広島市消防局予防課 消防士長 植野裕斗さん
「見た目はまだ何も起きていないが、これを触るだけで危ない。ヤケドする」

さらにしばらくすると、コードから「バチッ」という音が…。束の中で何が起きているのか…。
広島市消防局予防課 消防士長 植野裕斗さん
「コードの被覆が溶けて、導線同士が接触しバチバチ火花が発生している」

そして、「バチバチ」という火花と共に、 炎上がりました。
梅川気象予報士
「これは怖い…」。