ガソリンの暫定税率廃止に向けて、政府が段階的に補助金を増額する中、石川県内のレギュラーガソリン平均価格が、1ℓあたり157円80銭となり、4年半前の水準まで値下がりしました。

石油情報センターが17日発表した、15日時点の石川県内のレギュラーガソリン、1ℓあたりの平均小売価格は157円80銭となりました。

これは1週間前の調査より5円値下がりし、およそ4年半前の2021年7月以来の安値となりました。

政府は物価高対策として、ガソリン税の暫定税率25.1円を12月31日に廃止して補助金支給を終え、年明けの2026年1月1日には、減税対応に移行します。

すでに店頭価格への反映が進んでいると見られ、石川県金沢市内ではレギュラーガソリンの1ℓあたりの販売が138円~140円台の現金価格を表示するガソリンスタンドも見られるようになっています。

石油情報センターでは、今後も全国的に値下がり傾向が続くと分析しています。