チームを率いて15年目の杉山真裕実監督は、今年のチームを「堅い守りからリズムを作れる強みがある」と分析します。その中心にいるのが、対人プレーに絶対の自信を持つディフェンスリーダーの3年・松下みのりです。

松下:
「自分はディフェンスが仕事なので、相手のエースを止めてチームに良い流れを持ってくるようにしたい」

一方、チームの課題は得点力。練習では、エースの3年・平倉千春を中心とした多彩な攻撃パターンを磨き上げ、実戦に向けて全力を注いでいます。

平倉:
「みんながディフェンスしてつないでくれたボールを、自分が積極的に攻めてチームを引っ張っていきたい」

12月23日の初戦・和歌山信愛戦に向けて最終調整を続けている明豊。2年ぶりの「冬1勝」、そして男女を通じて大分県勢初となる「ベスト8」へ。集大成となる冬の戦いが、まもなく幕を開けます。