【日本全国を網羅する】
ANAの国内線ネットワークを活用することで、日本列島全体をカバーする細かい観測網を作ることが期待されています。

大都市での温室効果ガス(二酸化炭素、二酸化窒素)などを観測し、人工衛星が取得したデータを組み合わせることで、人工衛星だけでは把握が難しかった温室効果ガスの排出量を、交通・産業などの発生源別に評価します。

実際にこれまでの飛行で観測された大阪上空のデータでは、都市部の詳細な温室効果ガスの分布状況が分かりました。

ANAHD提供

ANAは、宇宙からの「広域な視点」と、空からの「詳細な視点」を組み合わせることで、これまでにない精度の高いデータが得られるようになるとしています。