建築費高騰の波は仙台市整備の複合施設にも

郡和子仙台市長:
「残念だという声もあるかもしれないが、致し方ない投資になると考えている」

仙台市が2023年時点で340億円程度としていた建築工事費が、物価高の影響で550億円ほどまで膨らみました。開催中の仙台市議会でも、青天井となっている建築工事費に質問が相次ぎました。

自民党 内藤良介議員:
「今後も建築費単価の高騰が見込まれるほか、この建築工事費に計上されていない費用もある。素晴らしい施設になると期待が高まるが、事業費については懸念の声も聞こえる」

仙台市文化観光局長 岩城利宏局長:
「来年度は実設計や文化財調査などを予定していて、2年間で約30億円程度の経費が見込まれているほか、今後調査を進める土壌汚染対策費、施工管理費や備品購入費などについて、今後精査する」














