「ちょっと、うどん屋になりますこれから」
地域の人が集まれる場を作りたい。
龍神荘から目と鼻の先、空き家を改装し、2025年11月、「岩美のうどん屋 龍之介」をオープンさせた。

間淵武志さん
「ここがふるさとみたいな。もちろんこの岩美町のいいところは全国・世界に発信したいんですけど、それとは別で、『自分のふるさとは守りたい』『ここには何かを提供したい』からのうどん屋さんみたいな、そんな気持ちですね」
自分を受け入れてくれた地域への恩返し。
当初、場を作ることが目的でうどんは市販のものでと考えていたが、ここでもやはり「こだわり」が出て来た…。
「本当この『いりこ』の1グラムで味が変わる」
結局、つゆも麺も一から作ることに。
出汁には北海道産の昆布や鹿児島県枕崎産のかつお節など厳選した素材を使用。分量や煮出し方も試行錯誤し、納得のいく仕上がりに。
自ら手打ちする麺は国産小麦を使っている。
現在、店は不定休で営業時間は昼のみ。すでに多くの人達の胃袋を満たしてきた。
「あー、うまっ」
地域の人
「めちゃくちゃ出汁が効いてて、うどんも手打ちされてるみたいですけど、めちゃくちゃおいしいですコシがあって。住んでる人も食べられるところが増えるのもいいだろうし、県外や県内からも来られると地域が活性するので、めちゃくちゃいいことだと思います」














