感謝の思いを胸に 伝える防災
瀬戸内海に面した、岡山県笠岡市。
笠岡市の市民団体が震災直後から南三陸町にボランティアに来ていた縁で、この日の佐藤さんの講演が決まりました。

佐藤仁さん
「退任後はじめてですね。震災で反省、教訓がいっぱいある。みなさんに伝えて防災につなげてくださいという話をしようかと」

笠岡市は南海トラフ地震が発生すれば津波の襲来も予想されます。
集まった市民123人に震災の経験だけでなく、町長としてどんなまちづくりを進めたのかを伝えました。
佐藤仁さん
「すべて高台。枕を高くして寝ていられる町を作った先日も津波注意報が出たが避難者はいない。うちにいたほうが安全」
南三陸町からおよそ850キロ。遠く離れた岡山の港町で防災の大切さを訴えました。

参加者
「南海トラフが起きた時にどれほどの影響があるかわかりかねる。日ごろから想定しておいていざというときに動けたり連携がとれる仕組み作りが大事だと思った」

参加者
「備えという備えはできていない。もっと本気で考えなきゃいけない」

退任後、初の講演を終えた佐藤さん。二度と悲しい思いを繰り返さないために。新たな人生が幕を開けました。
佐藤仁さん
「自分のできることは語り部をしながら御礼と防災のきっかけづくり。私に与えられた使命だと思っている。きょうが1回目の第一歩。スタートだね」














