その後、中村さんは中国人の家庭を転々としました。日本人は「侵略者」とみなされていた中、差別や暴力も受けました。

(中村和子さん)「家のない中国人の子どもたちと一緒に野宿もした。まわりは戦死した人の血と死体だらけで、ひと晩泣いたこともあった」