7月に陸上自衛隊佐賀駐屯地に配備された輸送機「オスプレイ」を巡り、長崎県大村市の市民団体が10日に園田市長と面会し、市内で夜間訓練などを行わないよう国に求めて欲しいと申し入れました。

申し入れを行ったのは大村市九条の会など6つの市民団体です。

大村市九条の会・馬場隆事務局長「大村の市民の安心安全という観点からどうなのかという立場での申し入れ」

陸上自衛隊の輸送機オスプレイは7月、佐賀駐屯地に17機が配備されていていて、今後は大村航空基地でも訓練が増えることが予想されています。

このため市民団体は10月に大村市内での夜間訓練や低空飛行訓練などを行わないよう国に求める申し入れ書を大村市に提出していて、10日に改めて市に要望しました。

大村市・園田市長「訓練については低空飛行についても夜間訓練についても最小限に留めていただけるように(防衛省に)要望を繰り返し行っているところです」

このほか市民団体はオスプレイが住宅地や市街地、病院などの上空を飛行しないよう国に求めています。