「率直に言えば……」パン協同組合の理事に理由を聞いてみた!
続いて訪れたのは、松山市内にある「うちだパン」。

店主で、愛媛県パン協同組合の理事も務める内田敏之さんにお話を伺いました!
――なぜ愛媛はパン店が多い?
愛媛県パン協同組合 内田敏之 理事
「率直に言えば、あまり分からない…」
どうやら、長年愛媛のパン市場を見てきた内田さんでも、明確な理由は分からないよう。
一方で、愛媛ならではの特徴について、こう分析してくれました。
愛媛県パン協同組合 内田敏之 理事
「ここ10年くらい、小さなパン店 1~2人でやっている店がすごく増えた。個性を出して、自分が思ったものを作れるというのが面白いんだと思います」
内田さんによると、近年愛媛では比較的小規模なパン店が多く、かつそれぞれの店が個性的なパンを提供し差別化を図ることで、店が増えやすい状況が生まれているのではないかということです。

実際、前述の「キラパン」でも、バゲットやエピなど固い噛み応えが特徴の、いわゆる「ハード系」のパンを前面に打ち出すことで、個性を生むことに成功したと言います。
キラパン 吉良紗矢香 店主
「『このへんでハード系は流行らないよ』とみんなに言われていたんですが、やってみたら意外と(周りに)ハード系が無いので、『ハード系のパン店ができてうれしい』という声をいっぱいもらいます」















