熊本県上天草市の小学校で、人権について考える特別授業が開かれました。

子ども達に関心を持ってもらうため、使われたのは「腹話術」です。

人権について興味をもって学んでもらおうと、腹話術を使った学習支援に取り組む四方田 徹さんが教壇に立ちました。

『こんにちは、おれ「さるお」って言うんだ、よろしくね』

12月10日は、3年生19人に、いじめや不登校を題材に思いやりの心を持つことや言葉の大切さを伝えました。

児童「いじめは絶対に許せないと思いました」

児童「悪口を言うと、言われた相手が嫌な気持ちになることが分かった。友達を大切にしたいと思います」

四方田 徹さん「自分自身が中学校の時にいじめにあっていたので、次の子ども達に伝えてみたいと思い。ただ話すだけでは、なかなか聞いてくれないので、腹話術が良いんじゃないかなと」

四方田さんは腹話術を始めて2か月。今後も、思いやりの気持ちや命の大切さを伝えるために、活動を続けます。