通信回線を犯罪組織に転売する目的で、携帯電話会社に不正アクセスした疑いで高校生らが逮捕されました。
逮捕されたのは、愛媛県新居浜市の18歳の男子高校生と、群馬県太田市の18歳の無職の男です。

警察によりますと、2人はことし8月、携帯電話会社のシステムに49人分のIDとパスワードで不正にログインした疑いがもたれていて、いずれも容疑を認めているということです。
2人は海外から入手したとみられるIDとパスワードを組み合わせたリストを使い、1日に2万回近くログインを試みていました。ログインに成功したアカウントから通信回線の契約を繰り返し、犯罪グループに転売していたとみられます。
男子高校生は2年ほどの間に数百万円を得ていたとみられ「金は遊びに使った」と話しているということです。
















