物価高の中、冬のボーナスの伸びは勢いを欠いています。

帝国データバンクの調査によりますと、全国のおよそ1万200社のうち、8割以上の企業が今年の冬にボーナスや一時金などの賞与を支給する予定だということです。

ただ、1年前より増額する企業は22.7%と、去年より0.3ポイント低下しました。

中小企業を中心に、最低賃金の引き上げや長引く物価高で、利益の回復が遅れていることが要因とみられます。