JR東日本は新幹線や在来線で荷物を運ぶサービスを拡大し、来年3月から国内初の荷物専用新幹線の運行を始めると発表しました。

2021年に開始した新幹線や在来線で荷物を運ぶ「はこビュン」は徐々にサービスを拡大し、今年4月からは東北新幹線「はやぶさ」の2両を使って、週に1度、新青森駅と東京駅の間で大口輸送を開始しています。

JR東日本によりますと、より多くの荷物を輸送してほしいというニーズが高まっていることから、来年3月から新幹線の座席を取り除いた7両編成の荷物専用の新幹線を平日に1日1本走らせるということです。

これまでの大口輸送と比べ、5倍程度荷物を積むことができるということです。

運行時は客を乗せた東北新幹線の「やまびこ」と連結し、まずは盛岡と東京の間を走る予定です。

今後、ほかの地域からの輸送もしていきたいとしていて、JR東日本は「今後も地方の生産者の皆様を支援していきたい」としています。