アクリル・ナイロン…服の素材に注目

衣類の素材には、それぞれマイナスに帯電しやすいもの、プラスに帯電しやすいものがあります。

【マイナスに帯電しやすい ※帯電しやすい順】
アクリル ポリエステル アセテート

【帯電しにくい】
綿

【プラスに帯電しやすい ※帯電しやすい順】
ナイロン ウール レーヨン

ライオン株式会社・お洗濯マイスターの大貫和泉さんによると、組み合わせる素材のプラス・マイナスの差が大きいほど静電気が起こりやすくなります。
そのため、「ウールのセーター×ウールのマフラー」より、「ポリエステルのトレーナー×ナイロンのジャケット」の方が、静電気が起こりやすくなります。
「綿」は吸湿性が高く静電気が起きにくい素材なので、インナーなどに綿を組み合わせて使うのも効果的だそうです。

家で出来る静電気対策

静電気対策コンサルタントの鈴木政典氏に聞きました。

▼加湿器で湿度を50%以上にする
室内の湿度が50%以上になると、物体の表面に水の膜ができ、そこを伝って静電気が逃げる。

▼足を引きずらずにゆっくりと歩く

▼観葉植物を置く
“天然の加湿器”となり乾燥を防ぐ

(ひるおび 2025年12月8日放送より)