海底で発見された"魚の骨"

海上保安部では2025年1月頃、日常の海洋巡視の中で海底に沈む多数の"魚の骨"を発見。捜査の結果、5月20日に従業員が海上に投棄している姿を現認したということです。

一支國屋の従業員は投棄の事実を認めており、2~3年前から工場の稼働日には日常的に捨てていたと話しているということです。また幸寿を取り仕切る立場にある役員も捨てる姿を何度も目撃しており、違法であることを知りながら黙認していたということです。

"魚のあら"は産業廃棄物

魚のあらは産業廃棄物で、中間処理業者を介して適正に処分しなければいけないことが法律で定められています。

海上保安部では9日、廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反の疑いで会社と役員、従業員を長崎地方検察庁壱岐支部に書類送検しました。