かつお菜出来は良いが1~2割値上がり

そして、もう一つ欠かせない食材と言えば「かつお菜」
福岡県久留米市の田中彰治さんの畑です。
毎年、1.6トンほどのかつお菜を生産・出荷。年末のピークを前にすでに収穫を始めています。
かつお菜生産者 田中彰治さん
「きょうは30パーセントぐらい。大体一番ピークは20日過ぎですよ」
猛暑が長引いたこの1年でしたが、今年の出来は?
かつお菜生産者 田中彰治さん
「まず、天候が良かったことですね。雨が少し、若干少ないですけどね。温度も高かったからですね、生育は今年はオッケーです。病気自体も入ってません」
一方、物価高の影響で、肥料や種などの価格が2025年と比べ3割ほど上昇。
販売価格に転嫁せざるを得ないと話します。

かつお菜生産者 田中彰治さん
「去年より若干1、2割程度ですね、高く出荷したいと思っています。苗も肥料も燃料代も全部上がってます」
おせちの平均価格は2万9000円1年前より1000円超アップ

民間の調査会社、帝国データバンクによると、全国の百貨店やスーパーなど110社で販売されるおせち(3~4人前)の平均価格は2022年から右肩上がりとなっていて、2026年のお正月の価格は「2万9098円」と3万円目前となっています。
1年前と比べると1054円アップ、3年ぶりに値上げ幅が1000円を超えました。
原材料価格の高騰だけでなく、包装資材や配送費用などの上昇も影響しているということです。
おせちの種類としては節約志向に対応した商品と高級志向のものと、二極化が進んでいるということです。














