「主食用米」の割合を増やしたために…
では、なぜコメが余っているのか?
2024年産、主食用のお米が足りなかったので価格が上がりました。その反省も踏まえて増産しようとなり、ことしは68万トン増やしました。ただ、農地には限りがあるので、「主食用米」の割合を増やすと、「飼料用米」と「もち米などの加工用米」の割合(量)が減り、価格が高くなってしまいました。

もち米の価格が今年にかけて跳ね上がる
もち米価格の推移を見てみると、2021年から「佐賀・ヒヨクモチ」と「山形・ヒメノモチ」の価格は60キロ1万円台前半~半ばで落ち着いていましたが、去年から今年にかけて跳ね上がり、60キロで3万円台半ばとなりました。
もち米自体の価格も上がっているにも関わらず、さらに原材料費・エネルギー費用も含め全部上昇しているので、全体的にもち米関連商品も高騰しているということなんです。















