売れない背景 高値で手が出ない+多様な選択肢か

井上貴博キャスター:
岐阜市のコメ卸売「ギフライス」ではコメが余っていて、2024年の同じ時期に比べて2〜3割増えており、在庫が4000トンだということです。

小売業者団体やコメ卸売によると、▼コメが高値のため消費者が手が出しにくい。そして、▼外国産、備蓄米、6年産、7年産など選択肢が多様化していることが理由としてあげられ、卸業者は「在庫のコメを安くして売り切る必要がある」といいます。

米専門店「スズノブ」代表取締役 西島豊造さん:
現場としては、やはりコメが売れていないというのが本音です。自分の売り場だけでなく、他を見ていても在庫が余っているのが体感的に分かります。

そのため“暴落”という言葉を使ってもいい程、今後コメ価格は下がっていく可能性はあります。