1年でのJ2復帰へ、鹿児島ユナイテッドFCはきのう7日、「明治安田J2昇格プレーオフ2025」に臨みましたが、宮崎に敗戦。J2昇格は叶いませんでした。
1発勝負のトーナメント方式で行われるプレーオフ。リーグ戦を5位で終えたユナイテッドは、4位の宮崎と対戦。
(記者)「雲一つない青空、絶好の天気となりました。多くのサポーターも駆けつけるなか、初めてのプレーオフ、どんな戦いを見せるのでしょうか」
勝利が絶対のユナイテッド。前の試合からスタメンを4人入れ替え臨みました。
立ち上がりはユナイテッドペースに。前半4分、ゴール前で河村。
さらに、コーナーキックから渡邊。
チャンスを作るもゴールとはならず。前半12分には、カウンターからピンチも、2か月ぶりの出場となった藤嶋がゴールを許しません。
その後、一進一退の展開となるなか、迎えた前半アディショナルタイム。
クリアボールが跳ね返る、不運な形で失点。1点ビハインドで試合を折り返します。
追いつきたいユナイテッドは、後半5分、吉尾のミドル。さらに、圓道からアンジェロッティ。
さらに、山崎・武・ンドカと3選手を一気に投入。“流れをつかみ”にかかりますが、得点を奪えず。すると、後半18分、左サイドのクロスから痛恨の2失点目。
これで、3点が必要となったユナイテッド。フォーメーションを変え、攻撃的な姿勢を見せるも…最後までネットを揺らせず試合終了。0対2で敗れJ2復帰とはなりませんでした。
それでも…
今シーズンもともに戦ったサポーターからは、ねぎらいの声がかけられました。
(稲葉修土キャプテン)「悔しい気持ちが1番。鹿児島の象徴はサポーターだと思っている、自分たちが奮い立ってつき進めた部分もありますし、恩返しがしたかったのが自分たちの思い」
また、1年間チームを指揮した、相馬直樹監督は…。
(相馬直樹監督)「残念ながらきょうが今シーズン最後の試合になった。宮崎にタフに戦われてしまった。十分昇格に値する力を持った選手たちだった思うので、昇格に導ず、残念だし悔しい。“エネルギーを持って前へ進む”とクラブで進めていくと聞いている、一緒に支えていただけたら」














