7人組HIPHOP & R&Bグループ「XG」のCOCONAさんが自身のインスタグラムで、自身の性自認を公表しました。
COCONAさんは「今日で20歳になりました」「20歳という節目を迎えるにあたって、これまで心の奥にあった想いを少しお話ししたく」と前置き。「私はAFAB Transmasculine Non-binaryです」と公表しました。
AFABとは「Assigned Female At Birth」=出生時に女性と割り当てられたことを意味します。「Transmasculine」(トランスマスキュリン)とは「女性と位置づけられながらも男性寄りのジェンダーアイデンティティを持つ」こととされています。「Non-binary」(ノンバイナリー)とは「男性・女性のどちらにも完全には属さない、あるいはその両方である、あるいはその間である」という状態を指す包括的な言葉とされています。
COCONAさんは「今年、胸の切除手術を行いました」「生まれたときは女性として扱われましたが、自分では女性だとは思っていません」「“女性”として見られることには強い違和感があり、自分はもっと男性的な存在として生きています」と、率直に綴っています。
そして「今までの私の人生でいちばん難しかったことは、“自分自身を受け入れて認めること”でした」と振り返っています。
「ほんの少しでも自分を受け入れ、0.1歩でも前に進めた今、新しい扉を開けることができました」「その扉を開けたことで視野が広がり、物事の見え方や捉え方が変わり、自分に大きな心の成長と勇気を与えてくれました」「今では、『自分の中にあるものは、ダメなものじゃないんだ』と思えるようになりました」とこれまでの心中を明かしています。
COCONAさんは「これができたのは、私の話に耳を傾け、寄り添ってくれたメンバーやサイモンさん、そして両親のおかげです」「この運命と、出会えたすべての奇跡に、心から感謝しています」と、周囲への感謝を伝えています。
そして「この文章が、誰かの心にそっと光を灯せますように」「そして、私の愛が必要としているすべての人に届きますように」と、思いを込めています。
【担当:芸能情報ステーション】














