児童が季節の味に舌鼓です。
山形市の小学校できょう(14日)、給食に地元の名産品が並びました。

児童
「辛くてしょっぱいところがおいしいかった」

山形市立本沢(もとさわ)小学校です。

児童たちが食べているのは、地区の名産品として知られる「青菜漬け(せいさいづけ)」です。
「ジェイエイあぐりんやまがた」では、地元の味を知ってもらおうと、毎年、本沢小学校に青菜漬けを贈っています。

きょう(14日)は贈呈式が行われたあと、さっそく青菜漬けが給食に並びました。
シャキシャキとした歯ごたえに、程よい辛み・・・白いご飯と相性抜群です。

児童
「葉っぱの部分が、少ししょっぱくておいしかった」

児童
「おいしい給食だった、100点満点」
地元産の青菜を、秘伝のタレに漬け込んで作った青菜漬け。子どもたちにも大好評です。

エーコープもとさわ・横尾貴之さん
「いっぱい食べていただいて、本沢の青菜漬けというものを知っていただいて、大人になってからも食べていただけばと思います」
農業用機械に使う重油や生産資材の高騰など、青菜の生産を巡る状況は厳しくなっています。

それでも、天候にも恵まれた今年は青菜の生育が順調で、例年よりも10トンほど多い120トンの青菜漬けが作られる予定だということです。
エーコープもとさわ・横尾貴之さん
「様々なもの、もちろん高騰しているかと思いますけれど、皆さまのもとに、運ばせていただけるように、がんばっていきたいと思います」


この青菜漬けは、本沢地区にあるJAの直売所などで、年内いっぱい販売されているということです。