2人の出会いは大学での陸上部時代でした。
でも当時の麻里江選手の専門種目は、800mなどの中距離。
しかも実は、高校時代は県大会で決勝進出すらすることはありませんでした。
大学時代に出たNAHAマラソンの記録も…

「その時は4時間20分ぐらいかかっていたんですけど、楽しくは出ていました」

大学を卒業後、就職してしばらくは走ることはありませんでしたが、3年前、コロナ禍を経て再開したNAHAマラソンに出場し感じたことがありました。

「楽しかったですね、2022年に出たとき、もうちょっと頑張りたいなと、沿道の応援がすごく温かくて」

そこからフルマラソンの練習を本格的に始めた麻里江選手は、年々タイムが上昇。大学時代は4時間台だったタイムは、去年の大会では3時間を切り2時間55分39秒で初優勝!