無くてはならない存在…便利な東西線

八木山地区まちづくり研究会・谷口和也さん:
「ようやくできたかと。待ちに待っていたので、非常にうれしかった思い。

八木山地区まちづくり研究会の谷口和也さん。およそ20年前から仙台市の八木山地区に住んでいます。東西線も頻繁に使っていていて、今では無くてはならない存在だといいます。

八木山地区まちづくり研究会・谷口和也さん:
「街に出るときは東西線が便利ですし、飲んで帰るときは車を置いていくので、とても便利」

仙台市太白区の八木山動物公園駅と若林区の荒井駅を結ぶ地下鉄東西線は、2015年12月6日に開業。6日で開業から10年を迎えます。

利用者:
「車でないと来られないので。免許を持っていないので、地下鉄フル回転です」

利用者:
「東西線ができる前は車でないと行けなかった場所が、東西線ができてからは電車に乗れば行けるようになって、かなり便利」

利用者:
「この間旅行に行ったが、そこよりも若干(運賃が)高いと感じた」

東西線の乗客数の予測は、事業認可を受けた2003年には、平日1日あたりおよそ11万9000人とされていましたが、開業3年前の2012年にはおよそ8万人に下方修正されました。

乗客数は新型コロナの影響で落ち込んだものの、その後再び増加し、開業10年目の2024年12月から2025年11月までの1日あたりの乗客数は7万8200人と過去最高となっています。

駅ごとの乗客数や駅を起点とするまちづくりとは。