遅れる黒字化

南北線を含む仙台市の地下鉄事業は、2022年度に黒字化する見通しでしたが、2024年度はおよそ4億7300万円の赤字となっています。

仙台市交通局鉄道管理部営業課・千葉義樹課長:
「新型コロナの影響で、需要が落ち込んでしまったので、黒字化の見込みが後ろ倒しとなった」

仙台市交通局によりますと、新型コロナや物価高などの影響で、黒字化が遅れているものの、2032年度には安定的に黒字化できると見込みます。
仙台市交通局鉄道管理部営業課・千葉義樹課長:
「利用者数を伸ばしつつ、費用を抑えて、より少ない費用で多くの乗車料収入を得ることで、収支を改善していく」


仙台市交通局では、2026年3月から、東西線で先行してクレジットカードのタッチ決済による乗車サービスを始めるなど、利便性を向上させ乗客数の増加を目指しています。

交通計画の専門家によると。














