4日夜、佐賀県小城市で住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から性別の分からない1人の遺体が見つかりました。

福岡県大牟田市では、強制撤去直前の空き家など5棟を焼く火事も起きています。

4日午後7時半ごろ佐賀県小城市牛津町で木造2階建ての住宅から火が出ました。

この火事で住宅1棟が全焼したほか、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。

この家には、渡部繁雄さん(85)と妻(83)、息子(57)の3人が暮らしていましたが、現在、渡部さんと連絡が取れていないということです。

一方、4日午後6時半ごろ福岡県大牟田市栄町では、空き家4棟と隣接する住宅兼ペットショップ1棟を焼く火事がありました。

けが人はいませんでした。

空き家4棟の中には倒壊などの危険性がある「特定空き家」が含まれ、市が5日から強制撤去を始める予定でした。

大牟田市建築住宅課 櫻木慎二 課長
「(空き家を)適正に管理をしていただけるとこういったことも少なくなってくると思いますので、所有者の方には適正な管理と対応をなるべく早くしていただきたい」

警察と消防が火が出た原因を調べています。