犯罪が増加する傾向にある年末年始を前に、3日、福島市のコンビニエンスストアで強盗事件を想定した訓練が行われました。

強盗役「早く金出せ金!ぶち殺すぞ」

福島市で行われた訓練には、警察や防犯協会の関係者などおよそ20人が参加しました。訓練は、犯人がレジカウンターで店員に刃物を突きつけ、お金を奪い、逃走する想定で行われ、店員が警察に通報するまでの対応を確認しました。

このほか、参加者はカラーボールの体験も行い、投げる際は、犯人の足元を狙うよう指導を受けました。

福島警察署生活安全課・齋藤慎一朗さん「自分でどうにかしようというよりも、有事の際はすぐに警察に110番していただいて、被害を大きくしないような行動をしてほしい」

今年、全国では、コンビニエンスストアを狙った強盗事件が88件発生していて、今年7月には、郡山市で強盗未遂事件がありました。年末年始は、人の出入りが多くなるとして、警察が注意を呼びかけています。