鹿児島市与次郎の2か所が有力な候補地となっているサッカースタジアムについて、きょう4日、県は「70か所から2か所に選定した」と明らかにしました。
(県観光・文化スポーツ部 桑代毅彦部長)「候補となる土地として70か所をリストアップした」
県と鹿児島市は、市が整備を目指すサッカースタジアムの有力な候補地として、住吉町15番街区への移転・建て替えを計画する鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテル跡地と県立鴨池庭球場の2か所を挙げています。
4日の県議会では「当初70か所リストアップされていた」と明らかにしました。そのうち10か所が県の提案だったということです。

4日の県議会では「有力候補地」となった2か所は、天文館まで直線距離でおよそ2.5キロあることについてこれまで掲げてきた「まちなかスタジアム」の視点を問う声も。
(県民連合 秋丸健一郎県議)「いづろ・天文館地区などと連携して、歩いて楽しめるまちづくりの核となる施設というコンセプトに変更はあったのか?」
(県観光・文化スポーツ部 桑代毅彦部長)「鹿児島市からは『基本的な考え方は変わっていないが、候補地の選定を最優先に取り組んでいるところであり、整備予定地を決めたあとに、さまざまな意見を聞く中で整理していきたい』と聞いている」
今後、鹿児島市は、候補地2か所の広さや工事費の算出など調査する予定です。














