九州で唯一、屋内の50メートルプールがない大分県内に建設を要望する署名が4日知事に提出されました。
県庁を訪れたのは県水泳連盟の役員ら15人で、建設に賛同する10万人を超える署名を知事に提出しました。

インターハイなど水泳競技の大会は、悪天候や熱中症リスクを考慮して屋内の50メートルプールで行われていますが、大分県内には九州で唯一その施設がなく、大会誘致や日頃の練習に支障が出ているということです。
出席した高校生からも「次世代のために建設してほしい」と要望が伝えられました。
(県水泳連盟・清田哲也副会長)「通常の競技環境が整えられないのが一番深刻な課題。今のジュニアスイマーが全国の中で引けを取らない競技環境を整えてあげたい」
佐藤知事は「水泳のプライオリティは高い。普段どう活用するか課題を整理しながら検討したい」と答えました。














