「いじめ」と「自殺」をめぐる複雑な現実

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市原さんは、いじめ問題についても言及しました。

(市原千代子さん)
「いじめには2つの物語がある。一つ目は『いじめを受けたとして、自ら命を絶ってしまう子どもがいる』ということ」

「そして、もう一つは『ある日突然、加害者として名指しをされてしまう子どもがいる』ということ」

だと説明しました。

(市原千代子さん)
「『A君・B君・C君が、A子ちゃん・B子ちゃん・C子ちゃんが、僕を、私をいじめていたから、僕は私は死にます』として名指しされた子どもたちが、家から出られなくなったり、学校に行けなくなったりしている、そんな現実があります」

市原さんは、
「みなさんが何気なく言ったりしたりしてる行為が、だれかの心を傷つけて、それをいじめと感じてしまう人がいるかもしれないことを知ってほしい」

と問いかけました。