■バレーボール男子 全日本インカレ3回戦 専修大 3ー2 法政大(4日、東京体育館)
大学No.1を決める全日本インカレ男子3回戦が4日、大田区総合体育館で行われ、日本代表の甲斐優斗(22、専修大)と高橋慶帆(22、法政大)の2人の対決が実現した。連覇を狙う甲斐の在籍する専修大がセットカウント3ー2(23-25、16ー25、25-22、25-23、15ー12)で逆転勝ちし、5日の準々決勝進出を決めた。
試合後、甲斐は「自分が大事なところでミスをしてしまったところがあったんですけど、周りの選手がブロックなど良いプレーが出てたので、そこに救われた。本当にチーム全員で勝った一試合だった」と振り返った。日本代表の高橋については「彼のほうがスパイクが決まっていた。1対1の勝負だったら負けたかなと思います」苦笑い。準々決勝に向けては「うまくいかなかった部分を修正して準備していきたい」と話した。
高橋は甲斐に対して「ライバルというよりかはお互い尊敬しあっているというか、その形が近いのかな」と説明。「高校時代から一緒にやってきて今回、初めて(甲斐)優斗と対戦して、改めて優斗が相手にいるときの怖さっていうのを感じる試合だった」と振り返った。

甲斐は日本代表として今年9月に行われた世界バレーに出場し、強烈なサーブで存在感を見せつけた。現在は大学に在籍しながら国内最高峰SVリーグでも大阪ブルテオンの選手として活躍している。一方の高橋はフランスのパリ・バレーに所属。
※写真は甲斐選手

















