入学式でシンナーの匂いを漂わせていた少年「マサフミ」のこと

私にとって一番憎い敵があります。
それはドラッグ、薬物です。
もう103名の尊い命を奪われました。

薬物・ドラッグとの出会いは今から35年前の4月6日、高校の入学式。

先生(私)は生徒指導部長、学校の警察官みたいなもんですから、校門で立ち番。
暴力団や暴走族を入れないぞと仁王立ちになってました。

1人のちびっちゃいガキが、フラフラ横を通った。
横を通った瞬間にプーンと、シンナーの匂い、あのマジックインキの匂いがした。