女将 清水淳子さん:
「その時代にしては銘木を使って、これもヒノキの丸太でできている」

こうした「しつらえ」には、初代女将の美意識が込められています。

女将 清水淳子さん:
「まず天井を見てもらうと、この板がいろいろ面白い。電気コードが竹の中に入っている」
「このガラスを見てもらうと非常に古くて、波板ガラス」

さらに、昭和ならではの「粋」も・・・

女将 清水淳子さん:
「芸者衆が来た。カラオケがない時代だから、民謡とか歌が書いてある」