冊子は芸者の名簿も兼ねています。

女将 清水淳子さん:
「この会社はこの芸者さんがごひいきだから、この人を呼ぶとか」


昭和中頃までの甲府は、芸者が唄や三味線を披露するお座敷文化が盛んでした。
料亭での宴会が情報交換や息抜きに活用されていたのです。

女将 清水淳子さん:
「よく遊び、よく仕事をするというか、トップに上り詰める方も何人かいた」


ー詳しいことは?
「やはりこういう世界だと核心に触れるような話も聞くことがあるので、見ざる聞かざる言わざるが鉄則で、それが信頼関係につながっていくと思う」