主な原因は鳥インフル再出荷までに約1年

ヒラノのタマゴ 平野徹 社長
「我々にとって一番苦しいのは、やっぱり鳥インフルエンザですね。2年前も今年もですね、(価格高騰の)原因は鳥インフルエンザで、にわとりを全部殺処分して、それから半年ぐらいは消毒を繰り返さないといけない。元に戻るには、どう考えても1年ぐらいかかるので、たまごの不足は続くでしょうね」
2025年1月以降、鳥インフルエンザは、全国で40件ほど発生。
800万羽以上が殺処分されています。
一度殺処分が行われると、まず防疫措置が実施されます。

平野社長によると、その後も約半年にわたって消毒作業を繰り返し、そこから新たなヒナを育て、たまごを産むまでに、約4か月の飼育が必要なのだそうです。
このため一度、鳥インフルエンザが発生すると、再出荷までには1年ほどかかることになり、価格への影響が長引いてしまうというのです。
たまごの価格、落ち着くのはいつ?
では、このたまごの高騰、いつまで続くのでしょうか?
ヒラノのタマゴ 平野徹 社長
「ごく普通の価格に戻るためには、来年の5月から6月ごろから少しずつ変わっていくかなと。問題なのは、今年の冬にまた鳥インフルエンザが出たら大変です。それを心配しています。結局この業界は、どこか、たまごが足りなかったら、全部たまごが足りなくなります。いつもそんな状態ですからね」














