「ここ10年で一番高い」

ヒラノのタマゴ 平野徹 社長
「(たまごの平均相場が)今年に入って1キロあたり350円から340円で続いていますからね。ここ10年間では一番高いのではないかという気がしています」


福岡県筑前町にある創業75年のたまごの製造・販売会社です。

約55万羽のニワトリを飼育し、九州各県のスーパーなどにたまごを供給しています。

ヒラノのタマゴ 平野徹 社長
「卵価が350円まで上がるのはめったにないこと。全国的にたまごが不足しているってことではないかと思うんですけど。スーパーとしては量を確保したいと思うじゃないですか、ところが確保できないとなってくると、結果的には相場が上がってくるでしょう」

JA全農たまごによると、福岡県のたまごの平均価格は鳥インフルエンザが流行した2023年に1キロ345円まで上昇し、「エッグショック」と呼ばれる事態にまで発展しました。

その後、一時は200円を下回ったものの、2025年に入り再び高騰し、11月、ついに”エッグショック”を上回る350円という価格に。

さらに12月、355円まで上昇しています。