近畿運輸局が改造車を一斉取締り 7人に整備命令

 11月29日、近畿運輸局が取締りに乗り出しました。

(記者リポート)「午後9時過ぎです。不正改造車の取締りのため、パーキングエリアの出入り口付近は封鎖されてしまっています」

 集まったのは近畿運輸局の職員と大阪府警の警察官、計約80人。今回は、騒音レベルは測定せず、基準に満たないパーツがないかどうかなどを調べます。

 1台のアメリカ車は、フロントガラスに貼ったステッカーによる視界不良などを指摘されました。乗り続けるには直してもう一度車検を受ける必要があります。
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 (アメリカ車のドライバー)「(Q今回の取締りをどう思う?)いつかは食らうんじゃないかなっていうのはあったんですけど、周りに迷惑かかっているならそれはよくないことなので」
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 赤いセダンは、赤いヘッドライトやホイールなど改造だけで1000万円ほどかかっているといいます。

 (赤いセダンのドライバー)「こういう車がみんな集まるから久しぶりに来たんですけど、急にこんなん(取締り)きたので正直びっくりしています。(Q車は大丈夫ですか?)まあダメでしょうね」

 結果は…
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 (検査員)「今でタイヤと後ろ反射器がないのと、尾灯の色とロービーム赤色…」

 ホイールやヘッドライト、テールランプなど6つの整備不良を指摘されました。

 (赤いセダンのドライバー)「正直言ってすがすがしいですね。(Q今後はどうしていく?)乗るとは思いますけど。迷惑がかからん程度に」

 この日は1時間半の取締りで、7人に不正改造による整備命令が出されました。

 (NEXCO西日本・大阪高速道路事務所 秋山展孝副所長)「高速道路の休憩施設では、騒音行為や集会などの迷惑行為について禁止させていただいております。今後も関係機関と連携しながら対策をとっていきたいと思います」

 パーキングエリアはみんなが利用する公共の場所。ドライバーのモラルが、愛車のかっこよさをより際立たせるのではないでしょうか。